minimalism on my mind

「減らす」をベースに色々書いてます。今は脂肪の断捨離が多めです。

人生を変えたミニマリズムの話③自分はモノで表現する

※これは物欲にまみれた女がミニマリズムで人生を変えるお話です。

一番最初はこちら

motouranaishi.hatenadiary.com

 

時は流れ、女は成人を迎えました。

 

一人で好きなように生きることの楽しさを覚え、

自分の生活を批判する者には牙を剥くのが当たり前になっていました。

 

そしてこの頃、女は新たな目標を掲げます。

自分のなりたい自分になること。

 

ぱっと見はオシャレでバカ、でも話すと賢い

一目見て忘れられない人間になる

 

※あくまでも理想です。

そんな人間には一生をかけてもなれないことに5年後気づきます。

 

この目標を達成するため、女は不毛な努力を始めました。

とりあえず、オシャレなもので自分を固めようとし始めるのです。

 

欲しいと思ったものは「とりあえず」買ってみる。

気にくわなかったら「とりあえず」放置。

 

「とりあえず」

この枕詞を手に入れてから、物言わぬ新しい仲間がどんどん増えていったのです。

 

最初は良いなと思ったけど、使い続けたら臭いと感じるようになったダウニー

痩せる!と書いてあったから使ったけど、長続きしなかったステッパー

オシャレな自分を演出しようと思ったけど、実際そうでもなかったデザイン本

 

あれよあれよと言う間に、女の家はモノだらけ。

それでも良いと思っていたのです。

 

全ては、オシャレな自分を演出するため。

 

話すと賢いは置いといて、

パっと見はオシャレだけどバカになることに専念しました。

 

今ならわかります。

モノで自分を表現しようと必死だったことに。

 

そう…女を襲ったのは物欲というお化けだったのです。

 

気づかない間にヤツは女の中で増幅し続けました。

しかも女の知らない間に。

 

女は自分が物欲に侵されているとは気づきもしませんでした。

 

周りから「最近色んなもの買いすぎじゃない?」と言われても

「そう?最近会ってなかったから、そう感じるんじゃない?」の一言で一蹴。

 

周りはきっと気づいていたでしょう。

女はやたら買い物するけど長く持ってるものはほとんどないということに。

 

モノが爆発的に増えるという土台を築き上げた女に

恐怖の出会いが待ち構えます。

 

人生で3本の指に入るほどの最高の出会い

しかし、女を人生を狂わす最悪な出会い…

 

女の物欲を爆発させるにふさわしい出会いを果たすのです。