minimalism on my mind

「減らす」をベースに色々書いてます。今は脂肪の断捨離が多めです。

人生を変えたミニマリズムの話⑨実家から過去を吐き出せ!

※これは物欲にまみれた女がミニマリズムで人生を変えるお話です。

一番最初はこちら

motouranaishi.hatenadiary.com

 

佐々木典士さんの本に出会ってからというもの、女はモノを減らしたくてたまりませんでした。

 

幸い、女は里帰り出産をして実家にいた身。

実家って、世の中のもの全部揃ってるんじゃないってくらい色んなモノがありますよね。

 

小さい時に書いた絵

小学校の頃の教科書

いつ撮ったかわからない友達との写真

 

「こんなのあったっけ?」
「え、これまだ残ってたの?」

 

まるで自分の頭が置き忘れた掘り出し物パラダイスでした。

 

そしてモノを減らしたい欲に駆られた女には最高の遊び場でした。

 

 

女はまず、自分の勉強道具に着手しました。

 

中学校の頃の英語問題集

一回も開くことのなかった数学の参考書

20点代の理科のテスト
(恐らくお母さんには見せずに隠してた)

 

「これは今必要なものか?」

この言葉を合言葉に捨てられるものはどんどん処分していきました。

 

女の家の玄関にゴミ袋が増えていきます。
タイムラプス機能で撮影していたら、とんでもない光景だったことでしょう。

 

ゴミ袋が増えれば増えるほど、女は高揚していくのです。

どんどん気持ちが軽くなり、
自分以外の自由な誰かになった気持ちで心が満たされました。

 

学生時代の苦い思い出、ふと思い出してジタバタしたくなる黒歴史
そういったものを全て洗い流している気持ちになったのです。

 

自分を何となく縛っていたしがらみがひとつずつほどけていく感覚に女は病みつき。

 

調子に乗った女はあわや自らの学位まで捨てそうになりました。
その夜、女とお母さんが大喧嘩したのは言うまでもありません。

 

女の家から吐き出された不要なものたちとの別れ。
それは女に大きな大きな野望を抱かせるのです。

 

東京に帰ったら、家にある不要なものを全て捨ててやる

東京にて私はスティーブ・ジョブズに生まれ変わる


断捨離効果もあり、次男は超安産にてこの世に生を受けました。

 

そして、ついに…
女は赤子を抱えて決戦の地東京に向かうのです。