私の心に火をつけた友人の変貌：私のダイエット履歴書その6
人生の分岐点を迎えている人にその瞬間は自覚できません。
振り返って初めて感じるものなのだなと思います。
ダイエット履歴書、最初の最初はこちらから↓
私とあっちゃんの運命を変えた会話。
いつどこでしたかは覚えてません。
が、どんな話をしたかは昨日のことのように覚えています。
あっちゃんと一緒に遊びにいったデパートのベンチでこんな話をしたんです。
あ、しっかりとビュッフェで爆食した後です。ブヒｗ
私「やっぱりさ、所詮体型なんだよね」
あ「まぁ～…それでしか判断できひん人もおるんやろね。心が貧しいわ」
私「世界中の女子にその言葉聞かせてあげたいわｗｗ」
あ「あらほんま？ありがと♪」
※あっちゃんはちょっとおねえぽいとこがあります、悪しからず。
私「なんば君の一件でさー、本当に本当に恋愛できない気がするよー。
もし40歳になってお互い独り身だったら結婚しよｗｗ フリで良いからｗ」
あ「えぇよｗｗｗｗ私もどうせ相手なんて一生見つからんやろしｗｗ」
私「え」
あ「え」
私「てかあっちゃんさ、痩せようと思ったことないの？」
あ「まぁ…ないこともないけど。なんで？」
私「あっちゃん痩せたら絶対にモテるよ！痩せなよ！！」
あ「もうえぇのよ私は。枯れてカッサカサやからｗｗ」
私「モテなくても良いよ、ちょっと痩せてみてよ」
あ「う～ん…まぁ…。
せやな…もう身体もしんどなってきたし考えとくわ」
3か月後、彼は10キロ痩せますｗｗ
半年後、さらに26キロ痩せますｗｗ
ほぼリバウンド無しで36キロ痩せちゃったんですｗ
1年もしない間にしゅるしゅると音もなく痩せていったあっちゃんｗ
ずっと一緒にいたから気づかぬものの、だんだん薄く長くなっていきました。
彼、もともと背が高いんです。
痩せて線が強調されてさらに背が高くなった錯覚に陥ることも度々ありましたｗ
服装も髪型も気を使い出して、気づいたらただの男前ｗｗｗ
会う度どんどんカッコよくなっていくもんだから、話しかける直前は緊張するほどに。
ダイエットで中身までは変えられません。
話すと全く変わらぬあっちゃんｗ
ギャップがひどすぎるｗ
周りの女子も「お願いだから二度と喋らんとってｗ」と言い出す始末。
ブヒ族の相棒を失った私は寂しさと驚きと悔しさでいっぱいになりました。
でも、めちゃくちゃ興味が湧いたんです。
めんどくさいことは一切しないあっちゃん。
ずーっと一緒にいましたが、彼の生活が変わった気配がありません。
ブヒ族とさほど変わらぬ生活をしているのに、人はしゅるしゅると痩せられるのか？
というか何故痩せたｗ
というかいつ痩せようと思ったｗ
あっちゃんを尋問する日々が始まりました。
私「ちょっとｗｗｗ何痩せてんのよｗｗ」
あ「遊びでヨガ始めたらこの有様ｗｗ身体が軽いって楽ねｗ」
私「ヨガ？痩せるの？
あ「あとちょこちょこーっと運動をね、でも15分もやってないわ」
私「そんなんでガッツリ痩せられるの？」
あ「もうちょっとで大台いくねん、ふへへ」
私「教えてよ、そのやり方」
あ「もうちょっと痩せたらにしてくれへん？まだメソッド確率してへんから」
メソッドｗｗ
本でも出すのかｗ
私「お、おけ」
あっちゃんの変貌ぶりにようやく火がついたんです。
ダイエットしてみたい。
なんば君じゃなくても、これで恋愛できるならやってみたい。
ものぐさ王のあっちゃんができるなら、私にもできるはず。
幻か都市伝説だと思っていたダイエットが急に実態を持ち始めた瞬間でした。
ついに…ついに…あざみこがダイエットに目覚めます！
いやぁ…あっちゃんの変貌ぶりにはマジでビビったｗ
あっちゃんの面影を残す別人が現れたのかと思ったくらいです。
ドッペルゲンガーでもなく、
本当にちょっとあっちゃんに似た人が編入してきたのかと思いましたもんｗ
夏休みとかはさんでちょっと会わないうちにまた痩せたように見える不思議ｗ
最後の方はちょっと病気を心配するレベルでしたｗ
でも、あっちゃんがいなければ、この記事も生まれていなかったと思います。
本当にありがとう、あっちゃんｗ
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